本物は、有事の時にこそ、その実力を発揮し、人々に勇気を与えてくれる。
「継続は力なり」と言う諺がある。今回のような有事において、改めてこの言葉の持つ深い意味を考える機会が増えた。 継続し続けるにはその時点で忍耐力、体力、知力の3拍子が揃っていなとそもそも継続をし続けることなどできない。そして、たとえ継続し続けても実力があり、たくさんの方々に必要とされなければ市場から退場せざるをえない。実力があってこそ継続ができるのである。そんな本物を目にすると、心が沸き立ち勇気が湧いてくる。諏訪市にあるお蕎麦屋さんは、コロナ禍でも完全防御を忘れずに、営業を縮小する事なく、いつもと変わらず粛々と蕎麦に向かい合い、お客様をお迎えしたと伺った。
そばを打つ大旦那様と、天ぷらを揚げる若旦那様と、おもてなしをされる女将さんの実力が、マナーの良いお客様を魅了して、営業を継続されていたのだとお店に伺うと納得する。自粛が解けた今は、外には行列が出来るほどの賑わいを見せる。この光景を目の当たりにすると、胸が熱くなる。本当の実力は、厳しい状況でこそ本領を発揮すると教えてくれる。
サイクリストマツザワ社員一同、お客様に支えて頂き、1日の自粛日も設けずに元気で営業をさせていただいたことを深く感謝申し上げます。これからも皆様のご期待にお応えできるよう、本当の実力をつけて、末永く皆様に必要とされる会社であり続ける様、継続して精進致します。皆様から頂く信頼が私共の誇りです。