今やスポーツバイクも情報社会の波に乗って
さまざまな電子パーツが搭載され
電動アシストタイプのスポーツバイクもいよいよ市場投入されております
そんな電動アシストとは少し違う電動変速のお話
世界のシマノが多額の開発費と膨大な時間をかけて世界に発信した
電動変速システム SHIMANO Di2
画期的なシステムはロードレース界に一瞬で浸透していきました
そして
二世代目のアルテグラ6770シリーズの投入で一般ユーザーも気軽に
(とまでは言えませんが)
電動変速の恩恵にあずかれるようになりました
現在は11速のシステムになり
シンクロシフトなどまだまだ新たな機能が追加されていっています
これからはシティライド向けのものもさらに普及していくと楽しいですね
そんなDi2ですがパーツの互換性や取り付けの仕様など
自転車専門店でもちょっと迷ってしまう部分があります
難しそうと思っていて導入に二の足を踏んでいる方もいらっしゃるかもしれません
でも実は決められた範囲の中ではとっても自由度の高いシステムなんです
まずこの互換表をご覧ください
Di2のシフトスイッチはなんと6個まで接続できます
つまり
通常のワイヤー引きではできないさまざまな位置にシフトスイッチを増設できるのです
スプリンタースイッチや
サテライトスイッチはもちろん
STI右のみ×6個もいけることになります
ブレーキの引きを考えなければ
TT用のシフターやサテライトスイッチも異常増殖させられます
そしてこれもいけることになります
STI - STI - STI
もちろんすべてのボタンが機能します
実際に使うにはハンドルの取り付け位置が問題ですが・・・
さぁさぁなんだかシフトスイッチを増やしたくなてきませんか
PCと接続することでボタンの役割も自由に配置できますから
どんな組み方にするかはあなた次第!!
ただしジャンクションやバッテリーは一つしか接続できません
ダブルディレイラーは残念ながら不可です
シマノの担当者様いわく
一つのシステムとしてつながっていれば接続順が違ったりしても機能するようです
この辺りはまたDi2を組み付ける機会があればトライしてみたい部分ですね