記録だけじゃない!北欧からただ一人の出場選手 試合中感謝のおじき

記録だけじゃない!北欧からただ一人の出場選手 試合中感謝のおじき

パラリンピック “おじぎ”のマラソン選手「東京に喜びを」東京パラリンピック最終日の5日に行われた男子マラソンで、1人の選手がレース中に突然立ち止まって周りに頭を下げました。

ゴールへと急ぐ足を止めたのは、感謝の気持ちを少しでも示したいという思いからでした。
ハーバード・バートゥンハマル選手(45)は右ひじから先がなく、北大西洋にあるデンマークの自治領、フェロー諸島から今大会ただ1人の代表として、東京都心で行われた男子マラソンの腕に障害があるクラスに出場しました。

15キロ付近の浅草の雷門前を曲がるときに突然立ち止まり、沿道に向かって頭を深々と下げると、どよめきと大きな拍手が起きました。

今回のパラリンピックは新型コロナウイルスの感染拡大が続く難しい状況での開催となりましたが、競技中に足を止めてまで日本へのメッセージを送ったバートゥンハマル選手の姿は、大会を象徴するシーンの1つとして多くの人の心に刻まれそうです。開催国に最高礼で最大の謝意を表現して下さったバートゥンハマル選手と、バートゥンハマル選手の健闘に胸を熱くする開催国の日本国民。これこそが平和の祭典ですネ🕊

 

Leave a reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です