「今買うならディスクロード?」

「今買うならディスクロード?」

現在急速に広まりつつある
ロードバイクのディスクブレーキ

お客様からも「今買うならディスクの方がいいですか?」といった質問を
よくいただきます

スタッフとしてもある程度高級なモデルを検討されるのであれば
先々のことを考えるとディスクブレーキをオススメしています

そんなに高いバイクが欲しいわけじゃないんだけど本当に必要?
という疑問に答えるために今回はある友人にモニターになってもらい
テストライドに出かけました

コースは蓼科湖からビーナスライン経由で女神湖まで走ります
最初ズンズン登って後半は気持ちの良い下り基調のワインディングとなります
これからの夏場にぜひツーリングにお出かけしてもらいたいエリアです

使用車両は当店でレンタルも可能なBianchi / INFINITO CV オリジナル105仕様です

カウンターヴェイル使用で快適性の高いエンデュランスロードです
ホイールはオリジナル仕様でDEDAのZERO 2 DBを装備しています

モニターは普段アルミのリムブレーキの入門ロードにのっている
ごくごく一般的なたまーに乗る程度のサイクリストです
カーボンのバイクに乗るのも初めてということでそのあたりも感想を聞きました

まず蓼科湖をスタートするとつづら折り状の登りが続きます

激坂ではないけど、なかなかおいしくいただける坂道具合です
ロッジやオシャレなレストランやお蕎麦屋さんのあるエリアを抜けると道の雰囲気が変わり
ピラタス蓼科を右手に見ながらこれぞ蓼科という雰囲気に超癒されます

途中には滝や給水ポイントもあります
夏場は涼しくてサイコーですよね

OLYMPUS

登山口へアプローチする徒歩の方もチラホラ
「あぁ、登山も行きたい」

もうすぐ頂上、まだまだいける?!最後の一踏みです

スタートから1時間20分ほどでスズラン峠に到着
友人にここまでの感想を聞くと
「予想より登りがきつかったけど、自転車の軽さに助けられて何とか最後まで登れた。
いつものバイクだったら途中で諦めてたかも・・・。
ギアも軽いギアがついていて助けられた。」

ディスクブレーキでも軽さは存分に感じられたようです

INFINITOはロングライド向けとしてラインナップされているバイクですが
プロチームでは石畳系のレースでも使用されているほど
実はアグレッシブに走れるバイクです
先代モデルからディスクブレーキになってフレーム全体がかなりしっかりした印象
見た目ががっしりしてるけど走りは素直で軽いバイクです

さあ登りは片付いたのでここからはお待ちかねの下りです

路面の状態も悪くないので対向車に注意しつつ気持ちよく下ります
途中に白樺湖方面との分かれ道があるので
飛ばしすぎて見落とさないように注意です

ちょっとガスってきて景色の見えない場所もありましたが
気持ち良すぎてあっという間に女神湖に到着

もう少し走れちゃいそうなのでもう少し先まで行った
長門牧場をゴールに変更です

このあたりは道がまっすぐで気持ちよく走れますが
車もかっ飛ばしてくるので要注意

こちらもあっという間に到着です

天気も快晴でサイコーのロケーション
あとはおいしいピザを食べてゆっくりしながら感想を聞きます

Y「ブレーキの具合はどやった?」
N「めちゃくちゃ安心して下れる!
とにかく止まれるっていう安心感がすごい。
いつもはぜったい止まれる速度でしか走れないからブレーキかけっぱなしで下って
心も体も疲れちゃう感じだったけど、今日は結構スピードが出ていても余裕をもって走れた
タイヤも少し太いのが安定感感じたね」
Y「多分タイヤもいつものより二回り太いから全然感じが違うと思うよ」
N「いいよね、次買うならディスクにするわ」

ディスクブレーキにはとても満足していただけたようです
下りが安心して下れると疲れ具合がぜんぜん違うと思います
ツーリング後に楽しくご飯食べられるのも高級車のおかげ?!

リムブレーキが決して効かないというわけではありませんが
よく効くリムブレーキには装備的に条件もあると思います
油圧のディスクブレーキなら面倒なこと抜きに誰でもいつでも安定して使える
安定感と安心感がディスクブレーキのポイントですね
ディスクロードを買ったらもとのリムブレーキには戻れないっていう方も結構います

ということで最初の質問の答えは
「絶対ではないけど、メリットは大きくある、
予算的に許せばぜひディスクブレーキを買ってください」

Leave a reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です